修学旅行日記!in奈良・京都〜中編の中〜

ちゃおっす!










前置きなしですぐ始めますよ!!!覚悟しろ!!!!














修学旅行、2日目の夜








それは夕飯時の事だった.....



2日目の夜ということもあり、みんなのテンションボルテージもややMAX気味




そんな中、夕飯にこいつが現れたのだった

















ででーん





そう、すき焼き



すき焼きと言ったら必ずしも負傷者が出、『争奪』の二文字からは逃れることの出来ない物。





すき焼きをめぐって第三次世界大戦が勃発する直前にまで至ったことは有名ですね。






そんなすき焼きが、よりによって僕たちの前に出されたのです。








それも、最重要危険人物の多いこの席に.....







簡単な座席表を用意いたしました。






製作時間:2分







完全にヤバイのがちらほら見えますね








この席で、しかもすき焼きだなんて。常時死と隣り合わせです。












とりあえず僕が席についた時に、全員分の卵の殻が僕の器に入っていたことから話は始ります。













この話で重要人物となるのが、僕たちが宿泊している宿の仲居さん。




見た目は50過ぎくらいの一見普通のオバハンなのですが









pedoro「沸いてんじゃんwww温度下げようぜwwwww」


一同「おk。」







電子コンロの温度をpedoroくんが下げた2秒後、すぐさまその50過ぎの仲居さんが僕たちの席に来て








仲居1「ちょっと温度上げるねぇ〜」

















「ちょっと温度上げるねぇ〜」













これほど狂気染みた発言、中々聞くことありませんよ。本当に怖かった





この発言が彼の心に火を、いや、燃え滾る灼熱の炎を付けたのでしょうか






pedoro「温度下げるか。」
















「温度下げるか。」








これまた一同を震え上がらせる一言。あまりの恐ろしさに気を失うかと思いました











温度を下げてから3分くらいが経ったころでしょうか、仲居さんが仲間を連れてこちらへやってきました。












仲居2「ん〜ちょっと温度低いかな〜」




仲居1「温度上げるよ〜」



















一同震撼です。もう声すら出ません。まぁ肉食ってたし








しかし、この出来事が元で戦いの火蓋が切って落とされたのです.....












pedoro「具全部入れるぞ」



僕「まじかよ。」



丸「またゴボウ増えるじゃんwwwww」



W君「まだ全然残ってるんだけどwwwwwww」







まずは大皿に乗っていた肉やら野菜やらを鍋にぶちかまします。pedoroくんが






温度出力もMAXにします。










僕「上の野菜煮えてねぇwwwwwwwwwww」



リク君「汁にすら浸かってねぇwwwwwwww」


丸「全部肉に乗ってるwwwwwwwwwwww」






全部入れたことにより後入れした野菜たちは煮えるどころか、汁にすら浸らせてもらえず生野菜のまま。一方.....








丸「ヤベェwwwwww野菜が汁吸ってるwwwwwwww」


僕「下の埋まってるの食えよwwwwwww」


pedoro「野菜食わないと肉ダメな。」




最初っから入ってる野菜が物見事に汁を吸い尽くしていきます。ジョニーデップも吸血鬼役を降板する勢いで吸っていきます。






僕「ゴブボファwwwwwwwwもやしかと思ったらゴボウだったwwwwwwww」



丸「それはフェイントゴボウだ。」








「フェイントゴボウ」なんて野菜まで出現するほどに下に埋もれた野菜たちは汁を吸っていきます。







pedoro「肉うまいな。」





僕「野菜食ってねぇだろお前wwwwwwwwwwww」


W君「せけぇwwwwwwwwwwwww」






もう等閑です。






するとまた、仲居さんが現れて


















仲居2「温度上げますね〜」






これはヤバイ、と思ったその時










pedoro「いやwwwwwwもういいですwwwww汁蒸発してるんでwwwww」






この一言でなんとか危機を免れた僕たちですが、そこに隙を作らず奴等は攻め込んできます。





仲居1「汁あげようか」






おおおおおおおおおおおおおおおおっっっおおおお!!!!!強引です!!!!!この仲居さんそう簡単に負けを認めようとしない!!!!!!!




pedoro「いや結構ですwwwwwwwwww」







pedoroくんには感謝しなければなりませんね。先ほどから仲居さんからの攻撃を見事な守備能力で防ぎきっています。






そんな中







誠也「味噌汁溢したwwwwwwwwwwwwwww」



リク君「ちょwwwwwwwwwwwwwww」






色々なところで大惨事です。





W君「野菜めっちゃ食ったwwwwwww」


丸「ほとんど無くなったwwwwwwwww」


僕「ゴボウしか食ってねぇ。」



pedoro「卵もうないんだけど。」





鍋の中の野菜は姿を消し、僕たちの器に蓄えてあった卵も限界に達してきました。



そのとき彼はこんな事を言ったのです






pedoro「汁少なくね?」






僕「えええええっっ!!!?」





先ほど仲居さんからの「汁いる?」攻撃を守りきった彼が、まさかこんな言葉を発するとは思ってもいませんでした。








pedoro「Яuca貰って来いよ。」






僕「ええっ!!?」





刃は僕を刺します。







僕「すいませーん」





仲居1「はい」






僕「すき焼きの汁貰えますか?」






仲居1「わかりました。」








と言って仲居さんが部屋をあとにした瞬間、またコイツがこんな事を言い放ちました。






pedoro「いらねぇよ。」










pedoro「いらねぇよ。」











なんだコイツ。








もう何がしたいかさっぱり分かりません。





僕が頭を悩ましていたら仲居さんが現れ汁を注ぎにきました。





pedoro「あwwww汁いらないでs」



仲居1「え?」



僕「いります!!いります!!!入れてください!!!!」




一体僕がなにをしたと.....この仕打ちはかなりキツイですよ。ほんと






汁をたっぷり入れてもらい仲居さんがこの場を後にした直後に、W君が




W君「Яuca、卵あるか聞いて。」




僕「自分で聞け!!!!!!!」





W君「すいませーん、卵ありますか?」


僕「(聞くのかよ)」






一々中継いらないと思いました。




仲居1「ごめんねー卵は一人一個分しかないの〜」






W君「おっけーでーす」


丸「ちーっす」





pedoro「卵ねぇのかよ」










みなが卵無しに格闘している最中、突如仲居さんが現れこう言い放ちました。


















仲居1「野菜と肉入れようか?」













「野菜と肉入れようか?」









一同「ホオオオオオオオオオワアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!!」







ここで奇襲をしかけてくる仲居さん。強すぎる





pedoro「いや入りませんってwwwwwwwwwwwwwww」


丸「いらないッスwwwwwwwwwwww」


僕「ちょwwwwwまじかよwwwwwwwwwwwww」


誠也「強いwwwwwwwwww」



仲居2「遠慮しなくていいんよ〜」













「遠慮しなくていいんよ〜」





悪魔のささやきですよね。これ以上に恐ろしく、かつ残虐な手段織田信長も考え付きません。






僕「いらないですよ!!wwwwwww」



pedoro「(皿を押し返しながら)いらない!!wwwいらない!!!!wwwwwwww」


丸「これじゃまずいwwwwwwwwwww」





仲居さんは強引にも攻めてきます。関西人強し







仲居2「遠慮はいらんよ〜(ドバァァ)」




一同「あああああああああああああああああああああ」








敗北です。完敗しました。







仲居さんの強引さに歯は立ったものの、押し返すことは無理でした。この人一人で城崩せるんじゃないだろうか










W君「あ〜あ、卵ないのに入れやがったあのババア」







W君「あ〜卵ないのにな〜」







W君「せめて卵があればな〜」






卵への執着心がハンパじゃないです。W君だけ






pedoro「あ〜あ、おじややろうと思ったのに」


僕「台無しだな。」









おじや、と言うのは鍋のあまった汁に米という米をぶち込む素晴らしい料理のことです。





20秒くらいで完成するお手軽料理、3分クッキングでやったら9個も作れます。









汁は先ほど大量に入れられたので余ってはいるのですが、具が入ったことによりその具を全て食さなければいけなくなったのです。なめんな。








卵無しで。











〜何分か経った後〜




丸「食べ終わった。」



僕「もう勘弁」





野菜も肉も綺麗さっぱり、とはいきませんが、それなりに食べきることができました。




そろそろ胃を休めないとこの後動くことが困難になるため、僕は少し休憩を入れようと思ったのですが












pedoro「じゃ、ライス投入〜」







そう簡単に休ませてはくれないようです。





しかも飯器に入ってる米全部一気にいれるもんだから、全部食べなくてはいけないハメに。


pedoro「これが江戸っ子のやりかただっ!!!」








いつから江戸っ子だよ。






僕「レベル高すぎだろ。」


W君「やべぇwwwwwwww」




無駄に多いし、無駄に熱いんです。











そしてついにこの時間がやってきたのです。























全員「ごちそうさまでした。」






丸「ボフゥッwwwwwww」

僕「ゴホッwwwwwwwwww」






僕らがあまりの熱さに戸惑っていたら、夕飯終了の合図が来てしまったのです。






先生1「もう時間終わったよ!はやく片付けて!!」






pedoro「残さず食べるのがおれらです。」




丸「決して残しません。」




W君「卵が無かったから時間かかってるんですよ」






pedoro「勝手に入れるのが悪いんですよwwwwwwww」






W君「卵ないし。」



先生「引きずりすぎwwwwwwwwwww」









その後3分で全て食べきった僕たちですが、仲居さんの鬼畜さに一同顔はヤツれていました。





もうあんな食事は懲り懲りです。













5月一番の楽しさだったけどね!







そんな感じで2日目の夜(食事編)は終わります。










明日の記事では秘密のドキドキお風呂編をやっちゃいますよ!!









見逃さないように!!



それでは!